TransferWiseを使って海外送金したら着金予定日までに振り込まれなかったので使い方と注意点まとめ

transferwise 海外送金オーストラリア

 

オーストラリアのスコーンでワーホリ中のTomo(@tomo_lev1)です。

みなさん、TransferWise(トランスファーワイズ)という海外送金サービスをご存知ですか?

常識破りの為替両替手数料ゼロという破格のサービスを打ち出して、急成長しているサービスです。

2016年3月、ついに日本円も対応と発表。

今回、オーストラリアから日本に海外送金してみましたが、先方が提示してきた振込予定期日までに日本の口座に着金されませんでしたので、使い方や注意点をご紹介させて頂きます。

TransferWise(トランスファーワイズ)とは?

そもそもTransferWise(トランスファーワイズ)についてご存知無い方も多いと思いますので、ライフハッカーさんの記事から引用させて頂くと・・・

TransferWiseは、オンラインで海外送金サービスを行う企業です。手続き手数料を抑え、為替手数料をゼロにした画期的なサービスで、2011年に開始して以来、一躍注目を浴びました。

TransferWise創業者のひとりは、スカイプの立ち上げから関わっていたエストニア出身のTaavet Hinrikus氏。当時、Hinrikusu氏はロンドンに住んでいましたが、エストニアのスカイプが雇用先で、給料はユーロで支払われていました。一方、同じくロンドンに住む共同創業者のKristo Käärmann氏は、給与はポンドですが、エストニアのユーロの銀行で住宅ローンを組んでいたそうです。そこで2人は、日々の為替レートを見ながら、 Käärmann氏がHinrikus氏のイギリスの銀行にポンドを振り込み、Hinrikus氏がKäärmann氏のユーロの銀行にユーロを振り込むことで、為替レートに潜んでいる手数料を回避していました。このようなやりとりを必要としている人は世界にもいるはずだと、2人で立ち上げたのがTransferWiseというサービスです。

記事参照:常識を覆す海外送金サービス「TransferWise」を使ってみた|lifehacker

2011年にスタートしたエストニア発のサービスなんですね。

TransferWiseの仕組みについて、記事のライターさんが分かりやすく説明してくれてますの、ご紹介させて頂くと・・・

その仕組みを今一度、簡単に説明しましょう。

日本にいる私はオランダの口座に10万円に相当するユーロを送金したいと思っています。そこで私は海外送金するのではなく、TransferWiseの日本の口座に10万円を振り込みます。TransferWiseは10万円に相当するユーロを日本の口座に円で送金したい人を探します(マッチング)。マッチングしたAさんは、10万円に相当するユーロをTransferWiseのオランダの口座に振り込みます。

TransferWiseは私の振り込んだ10万円をAさんの日本の口座に送金し、Aさんのユーロを私のオランダの口座に送金します。特定の人を実際にマッチングさせるわけではないのですが、このようなお金の流れの中で、お互いが希望する通貨、金額をマッチさせ、海外送金することなく国内取引で決済することで、為替手数料が発生しない仕組みになっています。

海外送金希望者同士をマッチングさせる仕組みが優れてるようですね。

TransferWise(トランスファーワイズ)の使い方

それでは、iPhone 6S Plusの画面キャプチャをお見せしながら、TransferWiseを活用した海外送金についてご紹介させて頂きます。

今回はオーストラリアから日本へ海外送金してみます。

トランスファーワイズの一連の流れ

長文になってしまったので、TransferWiseの登録から送金先口座への着金までの流れをまとめておくと・・・

  • メールアドレスとパスワードでログイン(←これが今後のID/PWになります)
  • プロフィール詳細登録
  • 円(JPY)を通貨一覧に表示させるべくカスタマーサービスへ問い合わせ→円(JPY)表示完了
    ※2016年7月2日現在、既にJPYがデフォルト表示されてるかもしれません。
    ※2017年5月5日現在、円(JPY)がデフォルト表示されています
  • 送金金額やレートを決定
  • 送金先銀行や口座を入力
  • IDチェックの為、パスポートと日本の運転免許証の表面を写メしてカスタマーサービスへ送信
  • 追加ID資料として、運転免許証の裏面と非居住者届出資料にサインした資料を写メしてカスタマーサービスへ送信 → 認証完了
  • 指定された振込先口座へ送金希望金額を振込
  • 送金先の口座の着金確認

という流れになります

トランスファーワイズの登録手続き

初めに、TransferWiseのサイトへアクセスします。

ちなみに、まだサイトが日本語未対応なので、すべて英語の画面となります。

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すると、このような画面が表示されますので、右上の三本のタブをタップすると・・・

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このような画面が表示されます。

登録手続きをしますので”Sing Up”を選択します。

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トランスファーワイズのアカウントを作成しますので、登録されるメールアドレスとパスワードを入力します。入力が完了したら”CONTINUE”をクリックします。

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すると、最初の画面に戻ります。

あれ? これで登録完了? と思ったので、右上の”Close”を押すと、

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このような画面が表示されたはずです。というのも、ちょっとこの辺りでわちゃわちゃしたので、キャプチャを取り忘れてる箇所があるかもしれません。ごめんなさい・・・

プロフィールの詳細の登録が必要かと思い、”+ What’s your name?”をクリックします。

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画面中央付近にある”Create profile”をクリックします。

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ここで氏名、生年月日、住所など詳しい情報を入力します。住所は日本の住所で登録しました。入力が完了したら”Save”をクリックします。

JPY(円)を表示させる

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で、海外送金の手続きを進めたく、TOP画面に戻り、各国の国旗が表示されてる通貨一覧(All curencies)から”JPY”(円)を探したのですが・・・

一覧に表示されない。

そこで、FAQから調べてみることにしました。

左上”Transfer Wise”のアイコンをクリックしてトップ画面に戻って、画面を下にスクロールすると・・・

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このような画面が表示されると思います。ここからFAQをクリックします。

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検索窓で”japan”と入力して”Serch”をクリックすると、”Results found for “japan””ということで、検索結果が表示されます。”JPY Transfers”を選択してみました。

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すると、通貨一覧から円を表示させることは可能なようですが、連絡が必要みたいなので、”contact us”をクリックして、直接問い合わせてみることにしました。

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問い合わせ方法としては、メール、チャット、電話から選べるようです。本来チャットで問い合わせしたかったのですが、いつまでたっても画面がアクティブにならずグルグルマークが表示され続けたので、メールから問い合わせることにしました。

“Send an email”をクリックします。

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画面下部にメッセージ入力フォームが表示されますので、必要事項を記入して”Send email”をクリックします。

あっ、英語は全然できませんので、適当に記載しましたので、文法が違うとかスペルミスがあるとか、ご了承下さい・・・

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メッセージの送信が完了したようです。1営業日以内に返信があると表示されました。

2時間後、返信が・・・

メッセージを送信したのが画面キャプチャからも分かる通り、2016年6月18日午後8時38分ですが、その約2時間後の22時44分にトランスファーワイズからメッセージを受信しました。

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メッセージには円が選択出来るようになりました、と記載されてました。

さっそく、Top画面に戻って、為替一覧に円が表示されるか見てみると・・・

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おお!!

ちゃんと円(JPY)が選択できるようになってました。

送金に関する情報を入力

円が選択できるようになりましたので、送金手続きを進めたいと思います。

今回は1,500AUDを日本に送金してみたいと思います。

追記:当初1,500ドルを日本に送金したかったのですが、オーストラリアでメインバンクとして利用しているANZのアカウントだと、私の場合、1日に最大1,000ドルしか振込できないことが分かりました。そのため、キャプチャは1,500ドルですが、実際送金手続きしたのは1,000ドル分になります

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画面で”You’re sending exactly”に1500と入力して、為替をオーストラリアドルの”AUD”を選択します。日本円で受け取りたいので、”Recipient gets”は円の”JPY”を選択します。

すると、現在の相場だと、1500オーストラリアドルが114,334円になるそうです。

“You’ll save A$50.09 vs your bank Estimated arrival: by Friday, June 24″と表示されてますので、6月24日の金曜日までに振込した場合、銀行を使って海外送金するより50.09オーストラリアドル節約できるようです。

もっと詳しく知りたい方は、画面下の”Compare price”をクリックしてみて下さい。すると・・・

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このようにTransferWiseを利用した場合と、銀行を利用した場合の比較が表示されます。

画面を閉じたい場合は、右上の「×」か画面下部の”GOT IT, I SAVE A$50.09″をクリックして下さい。

先ほどの画面に戻りますので、問題なければ”Continue”をクリックします。

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“WHO ARE YOU SENDING MONEY TO?”と誰に海外送金したいのか聞いてきますので、今回は私の口座に送金したいので”Myself”を選択しました。

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画面の上部が見切れてしまってますが、”Send to myself”と表示されて、このように”Account holder name”と共に、”Bank details”の画面が表示されますので、必要事項を入力します。

私は新生銀行の口座を持ってますので、新生銀行の情報を入力しました。

新生銀行の口座についてはこちらのサイトを参考にしてみて下さい。

入金(被仕向け)|新生銀行

最後の”Correspondent bank SWIFT / BIC code”は、”LTCBJPJT”と入力しましたが、もしかしたら”LTCBJPJTHED”が正かもしれないです・・・

すべての入力が完了したら、”Confirm”をクリックします。

本人確認資料(ID)を送付

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すると、”Scan or upload your passport’s photo page, driver’s license or national ID card confirming your detales as”と、モザイクで消してる部分には、ローマ字で私の氏名と生年月日が表示されています。

パスポートの顔写真のページ運転免許証住基ネットの詳細をアップロードする必要があるようですので、”Upload ID”をクリックします。

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このような画面が表示されますので、私はパスポートの顔写真のページと運転免許証の写真をアップロードして”Send”をクリックしました。

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最初の画面に戻り、左上の三本線のアイコンをクリックして”View personal profile”をクリックすると・・・

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“Checking your documents you’ve uploaded”,”We’re checking your documents and will send you an email when it’s done. Your transfer will continue when your documents have been checked. You can check the progress here.”と表示されます。

先ほど送信したID情報がチェック中という内容です。チェックが完了したらメールで知らせてくれるようです。チェックの進捗はオレンジ色の”here”をクリックすると・・・

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“Thanks! We’ve received your ID document”,”It can take 1-2 days to check your ID. We’ll send you an email when it’s done”と表示されてますので、IDのチェックには1〜2日かかるようです。チェックが完了したら登録したメールアドレス宛に連絡が来るようです。

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1つ前の画面に戻って、モザイクしてる部分には私の氏名がローマ字で表示されてますが、ここをクリックしてみると・・・

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このように、今回の取引の詳細が表示されます。より詳しい取引詳細を知りたい場合は、画面上部の”Download your transfer receipt”の”Download”をクリックします。

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すると、再度ログインを求められますので、最初に登録したメールアドレスとパスワードを入力して”LOG IN”をクリックします。

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今回の取引詳細が表示されます。”AUD Deposit Details”には、今回海外送金する1500ドルの振込先銀行のBsb Code、Account number、銀行名、Refarence番号が記載されてます。振込先の銀行は、Macquaie Bank(マッコリー銀行)というシドニー最大の投資銀行のようです。

トランスファーワイズのカスタマーセンタからIDチェックの返答が・・・

2016年6月19日19時28分、トランスファーワイズのカスタマーセンターからIDチェックの結果をメールにて受信。

IDチェックには1〜2日掛かるとありましたが、昨日6月18日23時40分頃にIDとなるパスポートと運転免許証をアップロードしたので、1日経たずに連絡が来ました

内容を確認してみると・・・

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どうやら運転免許証の裏面の写真も必要だそうです。また、マイナンバーの通知カード、マイナンバーが記載された住民票、その他政府機関が発行した氏名とマイナンバーが記載された資料のどれか1つが必要だとか・・・

ただし、海外に在住に日本人でマイナンバーの資料が用意できないなら、連絡して下さいと*で注意書きが書いてあるので、今回はマイナンバーの用意はできないので、その旨を記載して返信してみることにしました。

先に、メールに記載されてるURLからログインして運転免許証の裏面の写真をアプロードします。

やり方は運転免許証(表面)とパスポートの顔写真のページの写真をアップロードしたときと同じなんで、ここでは割愛させて頂きます。

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頂いたメッセージにこのようなコメントを記載して返信しました。

トランスファーワイズにメッセージを返信したのが22時39分でしたが、なんと、8分後の22時47分に返信がきました。

メッセージの内容を確認してみると・・・

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添付の資料にサインすればマイナンバーの資料が無くても送金手続きが進められるようです。

先ほど、運転免許証の裏面の写真を送ったのですが、運転免許証の裏面も送って下さいと再度言われてしまいました・・・

で、添付のPDF資料を開いてみると・・・

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「非居住者の皆さまへ」と題した書類で、「日本国内の銀行口座から海外への送金、海外から日本国内の銀行口座への送金をご希望される場合における個人番号(マイナンバー)の確認のために非居住者届出について」とあります。

一部を書き起こしてみると・・・

金融庁の通知のより、非居住者の旨を宣言することで、非居住者の方々が日本国外から送金または送金を受ける場合にマイナンバーがないために手続きを拒否される様な事がないことが明確になりました。
これを受けまして、当社では海外在住及び日本在住の非居住者の方々に非居住者であることを届け出して頂くことで、送金手続きをより円滑に、よりスピーディーに提供させて頂くことと致します。

どうやら、この書類にサインをすれば、本来送金手続きに必要なマイナンバーの書類がなくても、非居住者扱いになるので、送金手続きが進められるようです。

さっそく、PDF書類を印刷すべく、最寄りの図書館へ。

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オーストラリアでコピーや印刷ができる場所については、こちらの記事にまとめてますので、良かったら参考にしてみて下さい。

オーストラリアでコピー・印刷するならおススメのお店や施設を3つご紹介します

アップロードしたのに届いてない?

2016年6月20日13時27分、運転免許証の裏面と非居住者届出にサインした書類の写真をメールに記載されていたリンク先からアップロードした旨の内容を記述して、メールを返信。

すると、

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2016年6月20日16時11分、リンクがうまく機能してないようだから、こっちのリンクからアップロードするか、直接メールに添付して送ってとの内容のメールが返信されました。

リンク先をクリックしてみると、前回アップロードしたのと同じ画面だったので、再度運転免許証の裏面と非居住者届出にサインした書類の写真をアップロードして、メールにも2つの写真を添付して返信しました。

そして、

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2016年6月21日1時16分、IDが認証された旨のメールが届きました。その2分後、担当者からも直接返事をいただき、IDが認証された旨のメールを受信しました。

これで、ようやく振込手続きができます。

指定口座へ振込

IDが認証されたので、TransWiseが指定した口座へ振込手続きをしたいと思います。

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トップ画面に戻り、左上の三本をクリックすると、このような画面が表示されますので、”Transfers”を選択します。

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“私の氏名 – 1,500AUD to JPY”, “Waiting for your money”と表示されてる部分を選択します。

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この画面では、今回の取引に関する情報が詳しく表示されてます。

例えば、画面丈夫にある水色の四角で囲われてる”Transfer details”をクリックしてみると・・・

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今回の決済レートや送金先の口座に関する情報が表示されます。また、上部の”Download”をクリックすると、PDFデータで詳細を保存することができます。

丸2番目の”set a rate limit”のリンクをクリックすると・・・

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コンバージョンのレートを変更できるようです。デフォルトは3%のようですが、0.5%、1%、2%、3%、4.1%から選べるようです。私は、デフォルトの3%のままで決済を進めました。

画面下部の”Cancel transfer”をクリックすると・・・

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“Did you send the money?”とお金を振り込んだか聞かれます。

“I paid”を選択すると、画面下部に”Australian local”と表示され、”Account holder name”, “BSB code”, “Account number”を入力する項目が表示されます。

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“I didn’t pay”を選択すると、”Cancel transfer”のボタンが表示されます。試しに”Cancel transfer”をクリックしてみると・・・

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“YOUR TRANSFER WAS CANCELLED”と表示され、取引がキャンセルされたようです。

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ちなみに、メールでもキャンセルが完了のお知らせが届きました。

さて、本題の振込は、丸1の”you can go back and pay here”をクリックします。

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“HOW WOULD YOU LIKE TO PAY”と表示され、支払い方法が”Bank transfer”か”Debit card / Credit card”の2つから選べるようです。

“Debit card / Credit card”の方が”Fastest”なので、銀行振込より送金完了までの時間が短いようですが、手数料が2%掛かります。

今回は”Bank transfer”の銀行振込を選択してみることにします。

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すると、”TO”, “Use this reference”, “BSB code”, “Account number”の振込先に関する情報が表示されますので、ここへ送金金額を振り込みます。

振込を後ほどする方は、”I’ll do it later”をクリックします。すると・・・

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こんな画面が表示されます。

振込が完了したら、”I’ve sent the money to TransferWise”をクリックします。すると・・・

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このように、元の画面に戻ります。

ちなみに、メールアドレスを確認してみると・・・

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“Your deposit for transfer # is on its way to us!”という件名で、メールが届いてました。

“We’ll send you a confirmation email the moment it gets here. This might take a little time but don’t worry, it’s on its way”と記載されてましたので、振込の確認が出来たら、再度連絡をくれるそうです。

“We  estimate to deliver the money by Tuesday, June 28″と、6月28日の火曜日までに振り込まれるようですね。

指定口座への振込完了の通知

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2016年6月22日1時38分、”We received your deposit for transfer #”という件名でのメールを受信しました。

“We’ve received your money and will soon start your transfer”と、振込が確認できたようで、送金手続きを進めるようです。

“There’s nothing else you need to do. Next, we will convert your funds and transfer the payment to your recipient shortly. We estimate to deliver the money by Tuesday, June 28. We’ll confirm by email when it’s done.”と、他にやることはなく、改めて6月28日までに振り込まれる予定だと記述されてました。

振込予定期日の6月28日

振込予定期日の6月28日になりましたので、送金先の新生銀行の口座を確認してみましたが、振込の確認はできませんでした。

6月29日

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2016年6月29日12時21分、送金状況を確認したかったので、TransferWiseにまだ日本の口座に送金額が振り込まれてない旨を記述してメールを送信してみました。

すると、15分後の12時36分

transferwise 海外送金

日本語でトランスファーワイズの担当者の方から、現在確認中との内容のメールを頂きました。

6月30日

transferwise 海外送金

2016年6月30日6時22分、トランスファーワイズから1通のメールを受信しました。

既にTransferWiseでの手続きが完了しているようで、添付の”Foreign Payment Order”を元に、受取先の銀行に確認してみてとの内容が記述されてました。

添付去れていた””Foreign Payment Order”とういのがこちらです。

transferwise 海外送金

見方はよく分かりませんが、これが送金を証明する資料のようです。

新生銀行に問い合わせしようとしたら・・・

早速新生銀行に問い合わせてみようと、問い合わせ先を調べてみたら・・・

窓口が電話しかないようです。

新生銀行 海外 問い合わせ

海外からも電話で問い合わせできるようですが、アメリカとカナダ以外の国から電話する場合、有料になります。

無料ならすぐに問い合わせしましたが、有料なので通話料が高額になるかも?と気になってしまい、一旦問い合わせを見送ることにしました。

7月1日

2016年7月1日1時6分、夜勤の仕事を終え帰宅し、就寝前に新生銀行のアカウントを確認してみると・・・

transferwise 海外送金

おおおおおお!

残高が76,982円と表示されてました!

入出金明細を確認してみると・・・

transferwise 海外送金

2016年6月30日付けで振り込まれてました。

以上が、TransferWiseを活用した海外送金の一連の流れになります。

メリット・デメリット

それでは、TransferWiseを活用して海外送金してみましたので、メリットとデメリットをまとめてみました。

メリット

海外送金コストが安い

transferwise 海外送金

今回の海外送金で支払った総手数料は、TransferWiseに支払った13.43ドルだけでした。

通常海外送金をすると、送金したお金がいくつかの銀行を経由して自分の銀行に送金され「リフティングチャージ」という手数料が発生します。

リフティングチャージは2,000円ほどしますが、TransferWiseで海外送金手続きをした場合、リフティングチャージは掛かりませんでした。

また、銀行によっては海外送金を受け取る際「被仕向送金手数料 (ひしむけそうきんてすうりょう)」という手数料が発生しますが、新生銀行は被仕向送金手数料が無料でした。

被仕向送金|新生銀行

サポートが手厚い

TransferWiseのサポートが手厚い件については、送金手続き前にいくつかのサイトやブログでTransferWiseについての記事を拝見して目にしていましたが、実際活用してみて、全体的にサポート体制がしっかりしてる印象をうけました。

具体的には、メールの返信は早いと5分程度で来ましたし、ほとんどが1日以内になんらかの連絡がきました。

また、同じ担当者と連絡をやり取りしましたので、都度状況を最初から説明する必要がないのもよかった点です。

デメリット

送金予定日はあいまい?

TransferWiseを活用してみて、一番改善してほしいと思ったのが送金予定日です

送金手続きを進める中で、送金予定日は大切な項目だと思います。

今回のケースだと、6月28日までに送金される予定ですと送金手続き中の画面や送金手続き後に受信したメールに記載されてましたので、もしかしたら6月28日より前倒しで入金されるかもと期待していた部分もありますが、実際入金されたのは6月30日でした

私の場合、クレジットカードで楽天カードを使ってますが、今回海外送金したのも楽天カードの支払日が6月27日で、残高が足りてなかったので、海外送金をした訳です。

幸い、日本の家族にお願いして足りてない残高を融資してもらったので、楽天カードの決済はなんとか出来ましたが、正直TransferWiseが提示してきた送金予定日は信じてはダメかもと思ってしまいました。

送金予定日はあくまでも「予定日」なので、余裕を持って送金した方がいいと感じました。

指定口座に振込してから着金まで日数がちょっと長い?

今回のケースだと、6月22日にTransferWiseが指定した口座に振込をして、同日中に振込確認の連絡が来ました。で、実際に日本の口座に着金したのが6月30日ですので、指定口座へ振込してから8日目で着金となりました。

以前、カレンシーオンラインというネット両替サービスを活用して海外送金をした際は、2015年12月1日にカレンシーオンラインが指定した口座に振込をして、2015年12月7日に日本の口座に振り込まれましたので、指定口座へ振込してから6日目で着金となりました。

カレンシーオンラインについては、こちらの記事にまとめてますので、よかったら参考にしてみて下さい。

カレンシーオンラインを使ってオーストラリアから日本へ海外送金してみた

仮に、TransferWiseが提示していた6月28日に着金が完了していたら、カレンシーオンラインと同じ6日目での着金となるはずでした。

個人的には、送金に掛かる日数は1日でも短い方が有り難いので、振込から着金までのタイムスパンがより短くなれば、使い勝手がさらに向上すると感じました。

日本語未対応

2016年7月2日現在、TransferWiseは日本語未対応です。管理画面やカスタマーサポートとのやり取りは全て英語になります。

英語が苦手な方は苦労されるかと思いますが、画面キャプチャでもお見せしてますが、あの程度の英語でもやり取りできますので、そこまで難易度は高くないかと思います。

現状はβ版なので、はやく日本語対応した正規版をローンチしてほしいですね。

さいごに

TransferWiseは海外送金サービスの中でも、手数料を安く抑えることができるサービスだと思います。

日本国内での認知度はまだまだ低いかと思いますが、今後利用される方々の参考になれば幸いです。

現在のレートをチェックしてみる⇒TransferWiseのサイトへアクセスします。

コメント

  1. さやさや より:

    初めまして
    トランスファーワイズについての質問なのですか。日本のどの銀行口座にも送金が可能なのでしょうか?

    • Tomo より:

      さやさやさん
      はじめまして、ご返信が遅くなりまして申し訳ありません
      トランスファーワイズから日本の銀行へ送金するにあたり、銀行の指定はありませんので様々な銀行に送金することができます
      ただし、受け取り先の日本の銀行が海外送金を受け取ることができるか事前に確認しておく必要がありますので、受け取り先銀行のホームページ等で確認しておくことをおすすめします

  2. kazuki より:

    初めましてkazukiです。
    トランスファーワイズを利用したいと思っおり、日本からスペインのホームステイ先に送ろうと考えてます。
    スペインの銀行講座によっては送れる送れないなどありますか?

    • Tomo より:

      kazukiさん
      はじめまして、Tomoです
      海外送金を受け付けてる銀行なら問題ないと思いますよ
      あと送金する際、SWIFT codeや口座番号など送金先の銀行に関する情報が必要になりますので、送金前にスペインの銀行のホームページで確認してみてください

  3. ゆず より:

    はじめまして。日本の個人の口座から、
    アメリカの会社に海外送金したいのですが、受け取り時にメールが受け取り人のメールアドレスに送信されるそうですが、依頼した名義人のところは私の個人名ではなく、トランスファーワイズと記載されるのでしょうか?
    また、相手が振り込み金額を海外の銀行で受け取る際は振り込み人名のところはトランスファーワイズとなっているのでしょうか?

    • Tomo より:

      ゆずさん
      はじめまして、Tomoです。
      コメントいただきまして、ありがとうございました。
      ご質問に対する回答ですが、私がTransferwiseを最後に利用したのが2017年6月ごろで、既に1年以上経過しています。
      利用直後なら最新の情報をお伝え出来たのですが、サービス内容がアップデートされている可能性もあることから、ご質問いただいた内容をTransferwiseのカスタマーサポートに直接問い合わせたほうが確かな情報が得られると思います。
      ご期待に沿う回答ができず申し訳ございませんが、ご確認いただけますと幸いです。

      • ゆず より:

        Tomoさん、早々にご丁寧にコメント下さり有難うございます。ブログ大変参考になりました。そうですね、カスタマーサービスに問い合わせしたいところですが英語での問い合わせになりハードルが高いです、、

        • Tomo より:

          私も英語が苦手なので、英語での問い合わせは躊躇しますよね(´;ω;`)
          ちなみに、この記事(https://tomofeed.com/how-to-transferwise/#629)でキャプチャを載せてますが、2016年6月29日にTransferwiseから返信いただいたメールは、日本人スタッフの方から日本語でメールをいただいてますので、もしかしたら日本語での問い合わせも対応してるかもしれません。
          参考にしてみてください。

  4. ゆず より:

    Tomoさん丁寧に返信下さり有難うございます
    メールでの問い合わせのところから日本語で
    問い合わせしてみました。今日、日本人の方から返答があり、依頼人名義、着金はトランスファーワイズとなるそうです、別途依頼すればPDFで送金証明書を発行してくれるそうです。またブログ読ませてもらいます、有難うございました

    • Tomo より:

      日本人スタッフの方とやり取りされて、確認できたようで安心しました。
      こちらこそ、引き続きよろしくお願い申し上げます。

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