オーストラリアのタバコの基礎知識をマスター!おススメの銘柄と価格まとめ

オーストラリア

オーストラリア生活129日目、残り滞在日数236日。

オーストラリアのスコーンでワーホリ中のTomo(@tomo_lev1)です。

みなさん、オーストラリアのタバコ事情ってご存知ですか?

実は、オーストラリアのタバコ事情は、日本と全く異なります。

そこで今回は、オーストラリアのタバコに関する基礎知識と共に、おすすめのタバコの銘柄や価格などについて、ご紹介させていただきます。

オーストラリアの喫煙率

オーストラリアに来て街中を歩くとあることに気づきます。

あれ、タバコ吸ってる人少ない??

そうなんです。

オーストラリアは世界的にみても、喫煙率がとても低い国です。

WHOのデータによると、男性は16.7%、女性は13.1%になります。

ちなみに日本は、男性が33.7%、女性は10.6%です。

日本とオーストラリアを比較すると、男性は日本の方が、女性はオーストラリアの方が喫煙率が高いですが、国としての喫煙率は日本の方が高いことがわかります。

店内はほぼ禁煙

オーストラリアでは、店内で喫煙できないお店がほとんどです。

オーストラリアに来てから色々なレストランやカフェで食事をしてきましたが、全てのお店が禁煙でした。

日本だと入店するとスタッフの方が、

「何名様ですか?」

と人数を聞き、

「おタバコは吸われますか?」

と、喫煙の有無を聞かれるケースが多いと思います。

オーストラリアでは、ほとんどのお店が禁煙なので、そもそも喫煙の有無を聞かれません。

もちろん、店内に灰皿もありません。

喫煙したければ、お店を出て外でタバコを吸う必要があります。

どこでも吸える訳じゃない

食事が終わり、さて、タバコでも吸うかとお店の外でタバコを吸おうとしても、簡単に吸えません。

というのも、オーストラリアでは屋外で喫煙できる場所が厳しく制限されてます。

街中を歩くと、お店の入り口付近に「No smoking near entrances to or exits from a public building」と

ここでタバコを吸ってはいけないと記載された看板があちらこちらにあります。

もし違反すると罰金の対象になりますので、街中でタバコが吸える場所を探すのも一苦労です。

タバコを展示しちゃダメ?

スーパーやタバコ専門店でタバコを買おうとしたら、あることに気づきます。

あれ、タバコどこに置いてるの?

日本の感覚だと、コンビニのようにレジの後ろに綺麗にタバコが並べられてますが、オーストラリアでそのような光景は見れまえせん。

なぜかというと、法律でタバコをお客さんから見えるように展示してはいけないと定められてるからです。

タバコのデザインがグロい

オーストラリアのタバコのパッケージデザインは、ダサすぎます。

タバコ=悪を印象づける為、パッケージデザインは暗めでグロい写真と注意喚起の文言がデカデカとデザインされてます。

最初見たとき、ビックリしました。

これ、本当にタバコなのって。

以前は日本と同じようなカラフルで各銘柄ごとにデザインが異なりましたが、政府がパッケージデザインを統一するよう規制したため、味気ない地味なデザインへ変更となりました。

オーストラリアのタバコの価格

オーストラリアのタバコっていくらだと思いますか?

日本だと銘柄によりますが、1箱20本入りでだいたい450円前後しますよね。

オーストラリアだと、1箱25本入りで約25ドル前後します。

現在の豪ドル円相場が、1豪ドル=78円ですから、25ドルは1,950円です。

日本の約4倍の価格です。

2020年には1箱40豪ドル!

実は、オーストラリアのタバコの価格は今後も値上がりします。

オーストラリア政府は、2017年から毎年12.5%ずつタバコに対する増税を実施し、2020年には1箱25本入りが40豪ドルになります。

40豪ドルは、日本円だと約3,200円です。

1箱3,200円ですよ!

露骨にここまで値上げされると、愛煙家の中には禁煙する人もかなり出てくると思われます。

タバコの種類は大きく2つ

オーストラリアで販売されてるタバコは主に2種類です。

1つは、日本のコンビニで売られてる箱形のタバコ。

オーストラリアではこの箱形のタバコはボックスと呼ばれてます。

で、もう1つが、手巻きタバコになります。

私はオーストラリアに来て、初めて手巻きタバコの存在を知りました。

手巻きタバコはオーストラリアではローリングと呼ばれてます。

手巻きタバコはボックスタバコに比べ若干価格が安いので、タバコの価格を抑えたい方に人気です。

手巻きタバコについてはこちらの記事にまとめてます。

オーストラリアで手巻きタバコデビュー!もうボックスタバコに戻れないウマさ?
みなさん、手巻きタバコってご存知ですか?オーストラリアではスーパーマーケトやタバコ屋さんなど、タバコを販売してるお店なら必ず置いてます。そこで、今回は手巻きタバコについてご紹介させて頂きます。

お店ごとに価格が異なる

オーストラリアのタバコはお店ごとに価格が異なります。

日本では、どこで購入してもタバコの価格は同じなので買う場所を選びませんが、オーストラリアはお店ごとに価格が異なるので、購入する前に価格を確認することをおすすめします。

ちなみに、個人的な感想として、スーパーマーケットだと、ColesよりWoolworthsのほうが全体的に若干安かった印象があります。

タバコが購入できるお店

オーストラリアでタバコが購入できるお店はある程度限られてますので、主なお店を3つご紹介させて頂きます。

スーパーマーケット

1つ目は、Woolworthsやcolesなどのスーパーマーケットです。

Woolworthsやcolesはオーストラリアのスーパーマーケット市場シェア1位と2位のお店で、ほとんどの街にあります。

Woolworthsとcolesについては、こちらの記事にまとめてます。

Nothing found for Woolworths Australia
Nothing found for Coles Australia

タバコは出入り口付近にあるカスタマーサービスカウンターで購入可能です。

スーパーでタバコを購入するメリットとしては、他で購入するより比較的安く買えます。

デメリットとしては、よく売れてるメジャーな銘柄しか取扱がないので、アメリカンスピリットやゴールデンバージニアのように、需要が少ない銘柄は取扱ってません。

タバコ専門店

2つ目は、タバコ専門店で購入する方法です。

オーストラリア国内のタバコ専門チェーン店だと、TSGCIGNALLあたりが有名です。

タバコ専門店の価格は、スーパーマーケットと同じかやや高い傾向にあります。

タバコ専門店のメリットは、取扱銘柄が多いことです。

アメリカンスピリット、ゴールデンバージニア、ドラム、コルツ、マルボロなど、世界的に有名な銘柄を取り揃えてます。

デメリットとしては、主要都市にしかないので、田舎にはありません。

ガソリンスタンド

3つ目は、ガソリンスタンドで購入する方法です。

街中を走ってるとガソリンスタンドをよく目にしますが、ほとんどのガソリンスタンドでタバコを販売してます。

ガソリンスタンドのメリットは、給油する際にタバコが購入できること。

デメリットは、価格がスーパーやタバコ専門店に比べ高い傾向にあります。

オーストラリアでタバコを購入する場所としては、メインは価格も安く主要な銘柄を取り揃えてるスーパーマーケットを活用しつつ、スーパーマーケットで取扱の無い銘柄をタバコ専門店で購入するといいでしょう。

 

タバコの買い方

オーストラリアでタバコの買い方は、タバコを販売してるお店に行って、

英語:「Can I get JPS Blue, rolling type please?」

日本語訳:ジェーピーエス ブルーのローリングタイプをください。

読み方:キャナイゲット ジェーピーエス ブルー ローリングタイプ プリーズ

のようにいいます。

 

ポイントはタバコの『銘柄』『タイプ』を指定すること。

銘柄はたくさんあるので、スタンダードなタバコが欲しいなら『JPS Blue(ジェーピーエス ブルー)』と伝えれば問題ありません。

タイプとは、日本で一般的な『箱(ボックス)タイプ』なのか、『手巻き(ローリング)タイプ』なのかということ。

 

ちなみに、タバコの銘柄だけ言えば、自動的にボックスタイプが出てきます。

手巻きのローリングタイプが欲しい場合は、「rolling type please」を文末付け加えれば問題ありません。

 

特に、手巻き(ローリング)タイプのタバコを買うと、店員さんから

「lighter?」(ライターは?)

「filter?」(フィルターは?)

「paper?」(ペーパーは?)

と、ついで買いを聞かれますので、必要に応じて買ってください。

 

価格は、

ライターが1つ、1.5ドル~2ドル

フィルターが1袋(150~200個入り)で、1.5ドル~2ドル

ペーパーが1つ(50枚~60枚入り)で、0.5ドル~1ドル

となります。

おすすめのタバコ銘柄

オーストラリアに来てから様々なタバコにトライしてきましたので、おすすめの銘柄を4つご紹介させて頂きます。

ウィンフィールド(Winfield)

1つ目は、ウィンフィールド(Winfield)です。

この銘柄はオーストラリア国内でダントツ1位の売上を誇る人気銘柄です。

スーパーやタバコ専門店で必ず売ってます。

価格はローリングタイプで20グラム入りが23ドル前後となります。

若干クセがあり、好き嫌いが別れる味です。

ちなみに、私は嫌いではないですが、強く感じるので苦手です。

ウィンフィールドについてはこちらの記事にまとめてます。

オーストラリア国内シェアNo1タバコ ウィンフィールドを買ってみた
オーストラリア国内シェアNo1タバコブランド・ウィンフィールド(Winfield)のローリングタイプを買ってみましたので、価格や味などをご紹介させて頂きます。

ロングビーチ(Long Beach)

2つ目は、私が愛用してるロングビーチ(Long Beach)です。

オーストラリア国内売上第2位の人気銘柄です。

価格はローリングタイプで55g入りが約50ドル前後となります。

味に特徴がなく普通のタバコですが、クセも雑味もないので、とても吸いやすいです。

色々な銘柄を試してきましたが、現在のところ一番のおススメ銘柄です。

ロングビーチについてはこちらの記事にまとめてます。

ジェーピーエス・エンドレスブルー(JPS Endless Blue)

3つ目は、ジェーピーエス・エンドレスブルー(JPS Endless Blue)です。

価格は25グラムで約25ドル前後と、比較的コスパがよく、人気の銘柄です。

燃焼が早く、スパスパ吸えちゃえますので、吸いすぎに注意です。

メンソールフィルターも売ってるので、メンソールフィルターを使えば、メンソール味が楽しめます。

ポートロイヤル ラム&ワイン(Port Royal Rum & Wine)

4つ目は、ポートロイヤル ラム&ワイン(Port Royal Rum & Wine)です。

価格は30グラムで約35ドルとなります。

比較的お高めですが大好きな銘柄で、ラムとワインの香りがよく、おいしいと評判です。

ちなみに、日本で購入できないので、オーストラリアお土産としても喜ばれるかもしれません。

さいごに

オーストラリアは国としてタバコに対し、あらゆる方向から規制を強めてます。

店内での喫煙を規制し、屋外でも喫煙場所を制限し、タバコに対する課税を強化するなど、

その努力もあり、国全体の喫煙率も下がり続けてます。

タバコは健康を害する恐れが高いので、とても良い取り組みだと思います。

オーストラリアでタバコを取り巻く環境は今後ますます厳しくなるので、高い出費を続けながらタバコを続けるか、思い切って禁煙してみるか、愛煙家の方々は大きな決断を迫られそうです。

とうことで今回は、オーストラリアのタバコ事情についてご紹介させて頂きました。

余談:ケアンズでタバコが買えるお店

ケアンズだと、市内にあるColesやWoolworthsといったスーパーマーケットや地元のタバコ屋さん、ガソリンスタンドなどでタバコを買うことができます。

大型ショッピングモールとして有名な『ケアンズセントラル(Cairns Central)』に行かれる方は、ケアンズセントラル内にColesが出店してますので、Colesのカスタマーサービスカウンターで買うことができます。

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