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オーストラリア・ワーキングホリデーブログ

知らないと絶対に損する!ワークカバー(WorkCover)についてまとめてみた

      2016/06/20

オーストラリア ワークカバー

どもー、オーストラリアでワーホリ中のTomoです。

今回は、WorkCover(ワークカバー)についてお話したいと思います。

1.そもそもWorkCoverって何?

はじめにWorkcover(ワークカバー)について簡単にご説明します。

実は、私もワークカバーについて、その存在自体知りませんでした。

ワークカバーを知ったきっかけについては後ほど触れますが、ワークカバーとは一言で言うと日本の「労災」にあたります。

クインズランド州には、WorkCover Queensland(ワークカバー・クインズランド)という政府機関があって、雇用主は必ずこのワークカバーという協会に加入する必要があるようです。

例えば、仕事中にケガをして病院で診てもらった際の治療費や、働けなかった期間のお給料が、このワークカバーから支払われるという仕組みになってます。

つまり、我々ワーホリメーカーにとって、とても力強い味方なのです。

2.私がWorkCoverを知ったきっかけとは

DSC03163

さて、私がWorkCoverを知ったきっかけについて、ちょっとお話したいと思います。

私は、2015年5月の中旬からファームでブロッコリーのカッティングの仕事をしてました。

ブロッコリーのカッティングの仕事を経験したことのある人なら分かると思いますが、ブロッコリーをカットする為には、専用のナイフを使います。

1日約8時間ぐらいひたすらブロッコリーをカットし続けると、指にけっこう負荷がかかるんですね。

すると、仕事を初めて1ヶ月ぐらい経つと、指がすごい腫れて曲げられなくなってしまいました。

最初は、ブロッコリーカットの仕事も初めてだし、慣れれば問題ないかなと思ってましたが、いっこうに良くなる気配がありません。

ビンのフタが開けられないなど、日常生活にも支障をきたし始めたので、病院で診てもらうことにしました。

私が最初に診てもらったのが、ブリスベンシティにあるブリスベンCBDメディカルセンターになります。

診断結果は「働き過ぎだから、仕事が終わったらジェルパックで冷やすように」と言われました。

そこで、ジェルパックを購入し仕事が終わったら冷やして、痛みを和らげようとしましたが、これが全く効かないんです。笑

手の腫れと痛みが全く改善されないんで、再度診てもらったところ、また同じような診断結果を伝えらたのです。

診断結果に不満があった私は、加入してる海外保険会社のAIUに一連の流れを説明し、しっかり診断してもらえる病院を紹介してほしいと訴えたところ、AIUから案内されたのが、記事でも紹介したSt Andrews War Memorial Hospitalだったのです。

▼参考記事:ブリスベンで病院に行くならSt Andrews War Memorial Hospitalがオススメな5つの理由

これが、大きな転換点になりました。

早速、St Andrews War Memorial Hospitalへ行き、診断してもらったところ、たぶん「ばね指」だけど、ちゃんと専門医に診てもらう必要があると言われ、後日整形外科の専門医に診てもらうことになりました。

整形外科の専門医に診てもらったところ、やはり「ばね指」で2週間の休養が必要だと言われたのです。

で、「WorkCoverの書類を書いてあげるから、手続きは自分でしてね」と言われ、WorkCoverの書類を受け取りました。

workcover form

これがWorkCoverの書類です。

私は英語が得意ではないので、通訳の方と一緒に受診していたのですが、

通訳の方が「ワークカバーって知ってますか?」と言われ、

「知らないです。初めて聞きました。」と答えたところ、

通訳の方が「ちゃんと申請すれば、あとで治療費や働けなかった期間の給料が帰ってくるから、申請してみるといいですよ」

と教えてくれたのです。

ここで、はじめてWorkCoverの存在を知ったのでした。

3.WorkCoverに書類を提出しよう

さて、ワークカバーの書類を受け取った私は、自力で申請しようと試みました。

ワークカバーの申請に関して全く知識が無かった為、Google先生の力を借りて検索しましたが、ワークカバーの申請に関する情報が全く出てこない…笑

WorkCover Queenslandのサイトから手続き関する情報を得たくても、すべて英語で全然分からない…

八方ふさがりで、もう申請をあきらめようと考えていたところ、Littles(リトルズ)という法律相談所のサイトを見つけました。

ダメ元でフリーダイヤルに電話したところ、翌日無料で相談に乗ってもらえることになり、事務所に向かいました。

担当の女性とオフィスで待ち合わせをし、WorkCoverの申請について相談したところ、手続きを代行してもらえることになりました。

申請フォームはWorkCover Queenslandのサイトからダウンロード出来るみたいですが、英語が全くできない私よりプロに任せた方が確実だろうと考え、一任することにしました。

ちなみに、Littlesは成果報酬型の手数料体系なので、申請の手続きだけで手数料はとらないみたいです。というよりも、弁護士協会の決まりで、書類の申請だけ手数料をとるのはいけないのだとか…。

4.WorkCoverからの電話に対応しよう

workcover text1

LittlesからWorkCover Queenslandに書類が提出され受理されると、WorkCover Queenslandから私の携帯宛にクレームが受理された旨の連絡が来ました。

すると数日後、提出されたクレームの確認でワークカバーの担当者から電話が掛かってきました。

全て英語で、英語が苦手な私は四苦八苦しながら「いつケガをしたのか、どの部分が痛いのか、どんな仕事をしてるのか」などの質問に答えていきました。

英語が全く分からない場合、日本語の通訳をお願いすれば、後日トランスレーターから連絡があるみたいです。

ちなみに、雇用主にもクレームに関するメールがいくようです。

5.クレームが認められると入金される

workcover text2

全ての手続きが完了すると、WorkCoverからクレームが受理された旨の連絡が携帯電話にテキストで届きます。

remittance1

3日後、WorkCover申請時に登録したパソコンのメールアドレス宛に、Remittance Notice(送金通知)が届きました。

ここに、今回WorkCoverから支払われる金額の詳細が記載されてます。

入金される口座は、WorkCover申請時に登録した銀行口座になります。

私は2週間働けなかったのですが、入金された金額はお給料の約60%ぐらいでした。

6.WorkCoverの本当のスゴさとは

さて、働けなかった期間のお給料や治療費が振り込まれて終わりではありません。

実はこの後、WorkCoverが指定する病院にて、後遺症判断という診断を受けます。

後遺症判断とは、ケガをした箇所がケガをする前と比べて、どの程度まで完治したかを判断するものになります。

ここで、後遺症が1%でもあると判断されると、WorkCoverが各部位ごとに細かく作成した表にもとづいて、追加でお金が支払われます。

具体的な金額は、各部位や後遺症の度合いに基づくのでなんとも言えませんが、1万ドルから10万ドルぐらいみたいです。

ちなみに、後遺症判断を行う病院はWorkCover Queenslandが指定した病院で行いますので、ほとんどは0%と診断されるみたいです。

ただし、1年程前に制度が改正され、もしWorkCover Queenslandが指定した病院の後遺症判断に不満がある場合は、0%の場合でも再度クレームをあげることができるようになりました。

それ以前は、後遺症判断が5%以上でないと、そもそもクレームをあげることができなかったみたいです。

7.まとめ

さて、今回はワークカバーについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

ポイントは、ケガをしたらすぐ病院に行って診てもらい、病院はなるべく規模のデカいところで受診することです。

そして、一番大切なことは、無理しちゃダメということです。

結局ケガをして休んでいる期間は働けませんし、お給料や治療費も100%戻ってくる訳ではありません。

WorkCoverの手続きや対応に費やす時間もありますので、一番いいのはケガをしないことです。

皆さんもケガに気をつけながら、仕事を頑張りましょう。

それでは、See ya!

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