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未来は変えられるよね

オーストラリア・ワーホリビザでミートファクトリーのクリーナーとして6ヶ月間働いて感じたこと

   

オーストラリア ミートファクトリー

オーストラリア・スコーンでワーホリ中のTomo(@tomo_lev1)です。

ひっさびさの更新になります。

2016年5月25日からニューサウスウェールズ州のスコーンにあるJBSというミートファクトリーでクリーナーとして働いていた訳なんですが、2016年11月25日が最終出社日となりました。そこで、この6ヶ月間働いて感じたことをまとめてみようと思います。

まさかクリーナーとして働くとは…

オーストラリア ミートファクトリー

2016年5月9日、オーストラリア・ワーキングホリデーセカンドビザで再度オーストラリアに入国。

1年目は主に東海岸で過ごしていたので今回は、給料が高く、仕事もたくさんあって、世界的に治安がよく住みやすい町と評判高い西オーストラリア州の州都パースに行くことにしました。

私の中でパースへの期待が高かったのもありますが、パース到着後、マリーバで知り合った方と再会することになりパースについて実情色々を聞いてみると、

  • パースの治安はあまり良くない
  • 仕事もなかなか見つからない
  • パースに来た人の多くが、こんなんじゃなかったと後悔してる

という、めちゃくちゃネガティブな話を頂きました。

そんな訳ないだろうと思い、夜6時過ぎにパース駅前のショッピングセンターやお店が立ち並ぶ目抜き通りを歩いてみたのですが、街灯は少なく、人通りもまばら。いや、ほとんど人がいない。

さらに、私がパース入りする1週間前にこの通りで物騒な事件が発生したらしく、治安はあまりよくないとのこと。

ひぇーーー、マジかーーーーって感じでした。

翌日、早速求職活動を開始。

ファーストビザでオーストラリア滞在中に知り合った方からの情報提供やネットでリサーチした結果、いくつかめぼしい仕事を見つけていたので、優先的にアタックしてみることに。

初めに向かったのがチョコレート工場。高時給の割に仕事が簡単でラクに稼げると聞いていたので、さっそくアプライしてみましたが、現在は募集を行ってないと丁重にお断りされました。

次ぎに向かったのがアイスクリーム工場。建物は見つけたものの、従業員の方に会えず、そもそもアプライが出来ませんでした。

日豪プレスで求人をチェックしてたところ、ジョー寿司?というパースでそこそこ有名なお寿司屋さんの求人が掲載されていたので、アプライしたものの返信が来ず。

滞在3日目にして、パースに行けば簡単に仕事にありつけるという幻像が見事に打ち崩されました。

これは長期戦になるな。

内心、そう感じてました。

パース滞在4日目。ガトンでファームジョブをしてる頃、同じシェアメイトだった友達が、日本に一時帰国する前にパースに遊びにくるということで、再会することになりました。

その方は、ガトンでファームジョブをした後、ニューサウスウェールズ州のスコーンにあるミートファクトリーでクリーナーとして働いてることは知ってましたが、詳しい給料や仕事内容などについて聞いてなかったので、教えてもらうことにしました。

すると、

  • 時給が26ドル前後
  • 週5日(平日のみ)
  • 勤務時間は16時30分から23時30分
  • タックス、スーパーアニュエーションは払ってる
  • マシンやベルトに付いた汚れを洗い流す清掃のお仕事

と、なかなかの好条件でした。

私自身、特別この仕事をしたいという希望は無く、とにかく1日でも早く働き始めたかったので、お友達にその職場で働けないかボスに掛け合ってほしいと依頼してみたところ、快諾してくれました。

エリアボスの承諾は取れ、翌日、現場のボスと直接電話で話した結果、なんと働かせてもらえることに!

まさに奇跡。

もう、ガッツポーズですよ。

うっしゃーーーーー!

さっそくパース→シドニーのエアチケットを予約し、翌週スコーンに乗り込むことにしました。

さらばパース。

そして、スコーン到着から約1週間後となる2016年5月25日から晴れて働き始めたのでした。

車を購入

オーストラリア ミートファクトリー

働き始める前に書類の受け渡しや手続きのため、シェアハウスからミートファクトリーまで2度歩いてみたのですが、片道30分から40分程掛かることが判明。

しかも、5月はオーストラリアだと季節は冬。日中は暖かいものの、夜の寒さはハンパないんです。

働き始めると仕事が終わる時間が夜の11時半から12時くらいで、当たり一面真っ暗。

牛さんのモーモーという鳴き声が響き渡る中、寒さに凍えながら毎日歩いて帰宅する訳なんですが、さすがに

「こんなん毎日歩いて帰ってたら、寒さで凍え死ぬわ。笑」

と、大げさかもしれませんが、生命の危機を感じてました。

早急に車を手に入れる必要があると感じ、働き始めてから約3週間後に車をゲットするに至ります。

実は、働き始めてから約1週間後のある日、いつものように職場に向かって歩いてると、1台の車が止まってくれ私を乗せてくれました。

その方は同じ職場の方で、私がまだ車を持ってないことを知って、今後毎日ピックアップしてくれると言ってくれたのです。

これは本当にありがたく、今でも感謝してます。

ちなみに、職場の方と仲良くなって、毎日ピックアップしてくれるようお願いすれば、自分でわざわざ車を買う必要もありませんが、やはり車があったほうが生活の利便性は格段にアップします。

オーストラリア・ワーホリ1年目は、車無しで生活してきましたが、やはり不便というか行動範囲が限られてしまうんですよね。

車があれば、買い物で大量に購入しても困らないですし、ビールやジュースなど重たい荷物も気兼ねなく買えます。

お出かけする際も、車があればいつでも行けますし、オーストラリアをラウンドすることもできます。

しかし、車を買ってみて分かったのですが、車を買う為にはそこそこのコストが掛かります。

私の車の場合、

  • 車の価格:1,200ドル
  • 名義変更:47ドル
  • 登録料(レゴ):352ドル
  • ピンクスリップ:38ドル
  • グリーンスリップ(NRMA):601.86ドル
  • 修理代(lower arm control):347.5ドル
  • 修理代(バッテリー):140ドル

と、合計2,726.36ドル掛かってます。

この他、ガソリン代が月70ドル前後かかりますので、車を所有するってけっこうコストがかかるんですよね。

でも、この車を購入したおかげで、歩くと30分から40分かかるシェアハウスと職場の移動時間がたった5分に短縮されました。

体力の消耗を抑え、なるだけ時間を有効活用できると考えれば、車を所有するメリットは十分受けられると思います。

英語が伝わらなくてもやる気と結果でカバー

オーストラリア ミートファクトリー

私は英語が苦手です。というか、ほとんど喋れないです。

英検は3級で、TOEICは受験したことがありません。

職場はほぼ地元のオージーで、台湾人とフィリピン人がちょこちょこって感じです。

会話は当たり前ですが、全て英語なので、ボスやスーパーバイザーからの指示も英語です。

英検3級の実力が試される訳ですが、もちろん何言ってるかほとんど分からない(白目)

こちらも伝えたい事があっても、上手く伝えることができない。

目には見えない、とても高いハードルがそこには存在していた訳なんですが、英語ができないなら仕事で結果を残して、ボスやスーパーバイザーや職場の仲間から信頼を勝ち取るしか方法はありません。

クリーナーの仕事は、工場の生産ラインが終わった後、翌日の工場が稼働するまでの間に、マシンや床にこびりついたお肉の血や破片を高圧ホースを使って、徹底的に掃除してピカピカの状態にするお仕事です。

翌朝、保健所の職員立ち会いのもと、工場内を全てチェックして問題なければ工場を稼働させられる訳なんですが、前日の清掃状況の結果が、毎日各担当エリアごとにパーセンテージでホワイトボードに記されるのです。

つまり、このパーセンテージが高ければ高い程、しっかり清掃できた証になりますので、このパーセンテージをとにかく高める努力をしました。

私が配属されたのはDEBONING ROOMというエリアでしたが、働き始めて2ヶ月目くらいから安定して85〜90%前後を得ることができるようになりました。

全セクションの平均が約80%〜85%なので、90%あれば良い方なのです。

こうやって、英語が出来なくても日々の仕事で結果を残す事で、ちょっとずつボスやスーパーバイザーから信頼を勝ち得ていったのです。

休日を職場の方と一緒に過ごすとさらに仲良くなれる

オーストラリア ミートファクトリー

職場のボスやスーパーバイザー達と仲良くなる方法の1つが、休日を一緒に過ごすことです。

職場の方々と休日を一緒に過ごすって、何か日本的な考え方のような気がしますよね。

海外だと、仕事とプライベートをきっちり分けて、仕事の人間関係をプライベートに持ち込まない考えが一般的だと思ってましたが、 職場の方とプライベートを一緒に過ごすチャンスがあれば、グッと人間関係を向上させることができます。

私の場合、この職場を紹介してくれた方が私が働き始めてから約1ヶ月後にセカンドビザを取得して、この職場に戻ってきた訳なんですが、その方はボスやスーパーバイザーと仲がいいので、その方と一緒に彼ら等のご自宅やシェアハウスに遊びに行ってました。

バーベキューをしたり、テレビゲームをしたり、子供と戯れたりと、ご家族と一緒に食事をしたり等、彼らとプライベートを共に過ごすことで、職場の上司という関係から、オーストラリアでかけがえのない仲間になることができたのだと思います。

もちろん、プライベートで仲良くなれば、職場でのコミュニケーションも取りやすくなりますので、より働きやすい環境に変えることができるものです。

給料は文句無しに良かった

オーストラリア ミートファクトリー

ここの職場は給料が隔週払いなので、2週間ごとの支払いでした。

手取りは週5から6日働いて、2週間で1,700ドルから1,900ドルでしたので、週850ドルから950ドルになります。

タックスが引かれた後の手取りなので、そんなに悪くないんじゃないでしょうか。

いや、むしろ良い方だと思います。

働き始めた頃の時給は26ドルちょっとでしたが、3ヶ月目あたりから時給が29ドルへ謎の昇級を果たしました。

ガトンでファームジョブをしていたときの時給が21.61ドル、マリーバでローカルジョブで働いていたときの時給が24ドルちょっとだったので、時給29ドルは過去最高の時給でした。

もうこの時給で働いちゃうと、ジャパレスに代表されるシティージョブで手取り15ドルとか安すぎると感じてしまいます。

ただし、私ら等のワーホリビザで働いてる人は、カジュアルという区分の給料体系なので稼ぎが良いみたいですが、地元のオージーたちはフルタイムの区分なので、手取りが2週間で1,300ドルちょっとみたいです。

英語は伸びたのか?

オーストラリア ミートファクトリー

英検3級のクソ野郎な私ですが、英語力はこの職場で働き始めた当初に比べ、だいぶ上達したと思います。

特にヒアリングは上達したなぁと実感してるところです。

同じ職場で長く働いてると、頻出単語というのがありまして、たとえば私の職場だと、

  • Swipe:拭く
  • Scrub:ごしごし磨く
  • chemical:化学薬品
  • top:天井
  • wall:壁
  • fat:脂肪
  • tuen on / off:スイッチオン / オフ

と、どれも中学校で習う単語ばかりで、英語が苦手な私でも理解することができました。というより、スワイプ、スクラブ、ケミカル、トップ、ウォール、ファット、ターンオン/オフは日本語でも使いますよね。汗

これ等の単語以外にも、各部屋や部品・道具・マシンの名称に関する単語を覚えるだけで、会話の理解度をグッとアップさせることができます。

といっても、オージー達が普段話してる日常会話は、今でもなかなか聞き取れないです。

一方、スピーキングは上達したというより、知ってる単語を繋げて、とにかく相手に伝えようとすることで精一杯でした。

文法もめちゃくちゃです。発音も良くないですが、何も話さずモゴモゴするより、中学生で習った基礎単語を上手く使えば、なんとなく相手に伝わるものです。

あと、ジェスチャーを交えて話すことも大切なんだと学びました。

日本で働いてると、周りは日本人で日本語が普通に話せて理解できるのが当たり前の環境なので、わざわざジェスチャーする必要もありませんが、海外だと多種多様な人種の方々と一緒に働く為、ジェスチャーを交えてコミュニケーションをとる機会が増えました。

バックグラウンドが全く異なる方々とコミュニケーションをとるという意味では、ジェスチャーを使い身振り手振りで伝えたいことを伝えようと努力する大切さを実感させられます。

しかし、英語が出来ないと色々と苦労することは間違い無いので、英語ができることに越したことはありません。

私のように英語で苦労しないためにも、渡豪前に英語をしっかり勉強したり、語学留学してある程度英語でコミュニケーションできる状態になってから、オーストラリアで働き始めた方がいいかもしれません。

さいごに

オーストラリア ミートファクトリー

つい2年前まで海外で生活して、しかも大の苦手な英語を使って仕事をするなんて夢にも思ってませんでしたが、実際やってみるとなんとかなってしまうものです。

一旦働き始めてしまったらこっちのもの。日本人の勤勉さや几帳面さは仕事でいかんなく発揮されますので、地元のオージーたちより仕事の質で上回ることは可能なものです。

しかし、こういう高時給の仕事にありつけるまでがとても大変です。

マリーバで時給24ドルで働いたローカルジョブや今回のクリーナーの仕事は、両方ともお友達の紹介から仕事をゲットできてます。

いわゆるコネってやつですが、コネは最強です。

コネは日本だとなんとなくネガティブなイメージがありますよね。

私もオーストラリアに来る前は、人に頼らず自力で好条件の仕事をゲットしてやると意気込んでましたが、現実は厳しく、そもそも英語が出来ない人は苦戦を余儀なくされます。

自力で頑張ることはもちろん大切ですが、ワーホリビザは滞在期限が限られてますので、コネや人脈など使えるものは徹底的に使って仕事探しを進めるべきです。

私の場合、たまたま周りにとても親切なお友達がいて、仕事をご紹介して頂いただきましたが、みなさんの周りにも意外と好条件で働いてる方は多いと思いますよ。

あとは、タイミングですね。

私が働き始めた頃は、ちょうど人の入れ替わりのタイミングだったので、タイミングよく仕事にありつけることができましたが、タイミングが1週間ずれてたら仕事をゲットできてなかったかもしれません。

それぐらい、タイミングは重要な要素なのです。

改めて、様々な要素が複雑に絡み合って仕事をゲットするに至るんだなと感じてます。

スコーンというド田舎に6ヶ月間滞在したことで、お金もほとんど使うことなく、かなり貯金することができました。

最後に、ミートファクトリーで働きたい方はオーストラリアの主なミートファクトリーが一覧でまとまってるページを見つけましたので、参考にしてみて下さい。

AUS-MEAT Accreditation Listing

Teys(テイズ)やJBS(ジェービーエス)は、オーストラリア全土にファクトリーを所有してますので、最寄りにファクトリーがある方は、直接ファクトリーに行って採用方法を聞いてみるといいかもしれません。

あと、ミートファクトリーでもクリーナーの仕事を募集してると思いますが、私が働いていたのはBioGieneという清掃を専門に請け負う会社になります。

JSB Sconeで働いてましたが、実際はBioGieneという会社の雇用のもと働いていました。

どのミートファクトリーも外部のクリーナー請け負い会社が入ってると思いますが、詳細は直接各ミートファクトリーへ問い合わせてみて下さい。

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